◾️解説
株価が高値圏から下がってくると、一時的にもみ合うことがあります。とくに小陽線や小陰線が3本連続してもみ合う(これを「下げの三つ星」といいます)ようなことがあると、下落局面が次の波動に入る前触れと考えられています。
含み損を抱えた株があるときに、もみ合ったり、一時的に陽線をつけたりすると、「やっと反発の時期に来たか」と考えがちですが、これまでも指摘したように、基調が変わったら、よほどの材料が出ない限り、反転は望めません。
したがって、本来のトレンドと逆の考えを持って相場に臨むと、対応が一手も二手も遅くなり、損失をさらに膨らませてしまいます。下げの三つ星も、そうした期待を抱かせる値動きをしますから、十分に注意してください。
【管理人コメント】
上記のチャートも一見すると、元の水準(900円のライン)に戻ってきて留まっているので「ここがサポートラインとなって、再び上昇するのでは?」とつい自分の都合でポジティブに考えてしまう。株式投資は車の運転と同じで、「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」を心がけること。
◇類似
底値圏だと「やぐら底」と言い、買いシグナルになります。つまり、保ち合い抜けを見極めて、そのトレンドに追随することがポイントと言えそうです。
参考文献
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