おかねの自己啓発本

金持ちを目指すすべての人のバイブル【金持ち父さん 貧乏父さん】ロバート・キヨサキ著

投稿日:2019年6月26日 更新日:

今回はこちらの書籍をシンプルにまとめてみました。
なお、2013年に改訂版が出ております。

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「ラットレース」

平均的な教育を受け、まじめに働く人の一生を思い浮かべてみると、1つの共通したパターンがある。子供が生まれ学校へ通い始める。両親は子供がそこそこの成績をとり大学に入学すると大喜びし、子供のことを誇らしく思う。その後子供がさらに学業を続け大学院へ進む場合もあるかもしれないが、いずれにせよそれまで教えられてきた通りの道に進む。つまり、最終的には安定した職業あるいは企業をさがして仕事を始める。たとえば医者や弁護士になったり、軍隊に入隊したり公務員になったりするのだ。ふつうは金を稼ぎ始めるこの時期に何枚ものクレジットカードが子供のもとに届き始め、子供は物を買い始める。ときにはもっと前にそれが始まっていることもある。

ラットレースのイラスト(男性)

 自由に使えるお金が持てるようになると、子供は自分と同じような若者が集まるところに出かける。仲間と遊んだりデートしたりして、そのうち結婚する。人生はばら色だ。最近では男も女も働くようになったので生活は楽だ。一家に収入の道が二つあるのはじつに快適だ。若い二人は人生における成功を手に入れたように感じる。未来は明るい。二人は家を買い、車を買い、テレビを買い、休暇には旅に出かける。それから子供ができる。子供の笑い声に満ちたしあわせな生活が訪れる。お金がもっと必要になる。子供ができて大喜びの両親は、自分たちの仕事が生活に不可欠だと再認識し、昇進と昇格をめざしてさらにがんばって働く。給料が上がり、次の子供が生まれ、もっと大きな家が必要になる。両親はさらに一生懸命働き、会社に献身するよき従業員となる。収入を増やすために特殊技能を身につけようと学校に戻る親もいる。副業を始める親もいるかもしれない。一家の収入は上がるが、累進課税のためにそれにかかる税金も増えるし、家を大きくしたために固定資産税も増える。社会保険料、そのほか諸々の税金も増える。二人は『給料は増えているのに、そのお金はどこへ行ってしまったのだろう』と不思議に思いながら、あまったわずかなお金で投資信託を買い、生活必需品をクレジットカードで買う。子供は学齢期に達し、大学進学のためのお金を貯める必要が出てくる。それと同時に自分たちの引退後の生活のためのお金も貯め始めなければならない。

 三十五歳になったしあわせな二人はいまや完全に『ラットレース』に巻き込まれ、退職の日までがむしゃらに働き続けなければならない。彼らは会社の持ち主に利益をもたらすために働き、政府に税金を払うために働き、銀行にローンを返すために働き、クレジットカードでの買い物の支払いをするために働く。

ネズミを追いかける猫のイラスト

 そして、両親は子供に『一生懸命勉強していい成績をとって、安定した職業につきなさい』と言い聞かせる。こういう親たちはお金について一生何も学ばず、ただがむしゃらに働き続ける。彼らがお金について学ぶことと言えば、彼らの無知を利用して金儲けをする金持ち連中が耳に吹き込むことだけだ。このプロセスは次の世代でもまた繰り返される。これが『ラットレース』だ。

ラットレースから抜け出すためには

クレジットカードが郵便で送られてくる。二人はそれを使う。限度まで使って支払がむずかしくなる。ローン会社が電話をしてきて、二人の最大の「資産」である家を評価してみたと言ってくる。そして、資産状況からして支払能力は充分あると考えられるので、支払いを一本化するためのローンを組んではどうかと提案する。つまり、金利の高いクレジットカードの支払いをまずすませるのが賢明だと言って二人を納得させるのだ。二人はその提案に従い高利のクレジットカードの支払をすませ、住宅を担保とした低利のローンに切り替える。さらに支払期間を三十年にのばせば月々の支払が減る。これはなかなか賢明なやり方に思える。

ラットレースから抜け出す唯一の方法は会計と投資に関する能力を高めること

会計士のイラスト(男性)

「・・・企業が経費の削減を理由にダウンサイジングをしたらどうなるかい?」

「解雇が行われ、職を失った人の家族が路頭に迷い、失業率が上がるわね」

「そうだ。だが、企業自体はどうなるかな?とくに株式の公開されている企業だったら?」

「ふつうダウンサイジングが公表されると株価は上がるわ。企業が機械化や人員整理などによって人件費を削減すると市場はそれを好材料と見るのよ」

「その通りだ。で、株価が上がると私のような人間、つまり株主のふところにはまた金が入ってくる。これが異なるルールということなんだ。従業員は負け、企業のオーナーと投資家は勝ちというわけだ」

ロバートが説明してくれた違いは、雇用する側とされる側の違いだけでなく、自分の運命を自分でコントロールすることと、その操縦をだれかにゆだねてしまうことの違いでもあった。

「学校に行って、しっかり勉強して、いい仕事につきなさい」

私たちが親として子供に「学校に行って、しっかり勉強して、いい仕事につきなさい」と言うのは、単に昔から親たちがそうしてきたから、つまりいわば文化的な習慣からそうしていることが多いのではないだろうか。たしかにこれまではその忠告は正しかった。

勉強のイラスト「テスト勉強・女の子」

金持ちの父親は自分で会社を持つことを勧めた

金持ちの父は「頭のいい人間を雇う」立場になる方法を学ぶように励ました

ロバートは「金持ちは一般の人間とは異なったやり方で子供を教育する」と言う。彼らは学校ではなく、家で、食卓を囲んでの会話の中で子供を教育する。

金持ちがさらに金持ちになり、貧乏人がさらに貧乏になり、いわゆる「中流」の人たちがいつも借金に追われている・・・

貧乏な親は子供にこう言うしかないーー「学校に行って一生懸命勉強しなさい」

二人の父さんの口癖

「それを買うお金はない」

断定的

頭をなまけさせる

金持ち父さんの口癖

「どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?」

「私の頭は毎日使っているからどんどんよくなっている。頭がよくなればなるほど、金も儲かる」

貧乏父さん

会社や政府が自分たちのめんどうを見てくれると信じて疑わなかった。この父はいつも昇給や年金、医療費の補助、病気休暇、有給休暇などといったことを気にかけていた。

「国のために一生懸命働いたのだから、私にはこういった恩恵を受ける資格がある」

納税する人のイラスト(男性)

金持ち父さん

経済的に百パーセント「自分に依存する」ことが大事だと考えていた。退職後の恩典を受ける資格などというものには強く反対し、そんなものは軟弱で・・・

頭の中の考えがその人の人生を作る

貧乏父さん

「絶対に金持ちになれない」

その予言は見事に当たった

「お金には興味がない」「大切なのはお金じゃない」

金持ち父さん

「私は金持ちだ。金持ちはそんなことはしない」

「お金は力だ」

「おまえたち、貧乏になるのはあきらめてしまうからだ。あきらめないかぎりは貧乏じゃない。一番大事なことは、おまえたちが何かをやったということだ。世の中には金持ちになる話ばかりして、夢ばかり見ている人がたくさんいる。おまえたちは何かをやった。私はおまえたちのことを誇らしく思うよ。もう一度言う。もう一度言う。この調子でがんばれ。あきらめるんじゃない」

人生につつきまわされた時にどうするか

「・・・人間には二種類ある。一つは人生につつきまわされても、ただそのままにしておく人たち。もう一つは、怒ってつつき返す人だ。でも多くの人は、つつき返すときに相手を間違える。上司や仕事そのもの、あるいはだんなさんや奥さんに向かってつつき返すんだ。みんな人生が自分をつついているとは知らないからなんだな」

夫婦喧嘩のイラスト

「もし人生から教訓を学ぶことができれば、きみは成功する。もし学べなければ、人生につつきまわされるばかりだ。人間には二種類ある。一つは人生につつきまわされても、ただそのままにしておく人たち。もう一つは、怒ってつつき返す人だ。でも多くの人は、つつき返すときに相手を間違える。上司や仕事そのもの、あるいはだんなさんや奥さんに向かってつつき返すんだ。みんな人生が自分をつついているとは知らないからなんだな」

私には何のことだかさっぱりわからなかった。

「人間はだれだって人生につつきまわされている。中にはあきらめてしまう人もいるし、戦う人もいる。でも、人生から教訓を学んで先に進んで行く人はとても少ないんだ。そういう人は人生につつかれるのを喜ぶ。人生から何かを学ぶ必要があることを知っているからだ。それに、自分から学びたいと思っている。そういう人は人生からつつかれるたびに何かを学び、先に進んでいく。でも、ほとんどの人があきらめる。そして、きみのような一握りの人間が戦う道を選ぶんだ。」

人生につつきまわされたときが学ぶチャンス

「もしきみが人生からのこの教えを学べば、大きくなってから、賢明で、裕福で、しあわせな青年になる。もし学ばなければ、賃金が安いとか、上司がいやだとか仕事に文句を言い続けて一生を終えることになるだろう。お金の悩みを全て解決してくれるようななにかでかいことが起こらないかと、一生夢だけを持ち続けるんだ」

「あるいは、きみがガッツのない人間だったら、人生につつかれるたびになんの抵抗もせずに降参してしまうだろう。そして、一生安全な橋だけを渡り続け、まともなことだけをやり、決して起こることのない人生の一大イベントのために一生エネルギーをたくわえ続けるんだ。そして、最後は退屈しきった老人になって死ぬ。とても働き者で気のいいきみにはたくさんの友達ができるだろう。だが、実際きみがやったことといえば、人生につつきまわされ、されるがままになっていただけだ。心の奥底で、きみは危険を冒すことを恐れていた。本当は勝ちたかったのに、負けるのが怖くて勝利の感激を味わおうとしなかった。そして、自分がそうしなかったことをきみは知っている。きみだけが、心の奥底でそのことを知っている。きみは安全なこと以外はしない道を選んだんだ。

安心しているおじさんのイラスト

「金儲けの方法を教えてくれと言ったのは、きみたちがはじめてだよ。百五十人以上の従業員を使っているけれど、お金について私が知っていることを教えてくれと言ってきた人間はこれまで一人もいない。仕事と給料をくれと言ってくるが、お金について教えてくれとはだれも言わないんだ。だから、ほとんどの人が人生の一番いい時期をお金のために働いて過ごす。自分がそのために働いているお金っていうものを本当に理解することもなくね」

「きみはものの見方を変えなくちゃだめだよ。つまり問題なのは私だといって私を責めるのをやめるんだ。私が問題なんだと思っていたら、私を変えなければそれは解決しない。もし、自分自身が問題なんだと気づけば、自分のことなら変えられるし、何かを学んでより賢くなることもできる。たいていの人が自分以外の人間を変えたいと思う。でも、よく覚えておくんだ。ほかのだれを変えることより、自分自身を変えることのほうがずっと簡単なんだ」

「そういう考え方をしているうちは何も学ぶことはできないよ。もし、私が問題だっていう考え方をするとしたら、きみにはどんな選択の道があるんだい?」

「ええと……もし給料をあげてくれなくて、ぼくのことをもっとまともに扱ってもくれず、お金儲けの方法を教えてくれないんんなら、仕事をやめます」

「そうだね。たいていの人はきみが言った通りのことをする。仕事をやめて新しい仕事をさがす。もっと昇進の見込みがあって給料も高い仕事をね。で、新しい仕事が見つかって給料が上がれば問題が解決すると思っている。でも、たいていはそうならないんだ」

「仕事をやめない人のうち多くはそうする。こんな給料では家族を十分養うこともできないと知りながら、おとなしく給料を受け取る。給料さえ増えれば問題は解決すると思いながら、昇給をじっと待つんだ。たいていの人はそうだ。中にはアルバイトをしてもっと働く人もいる。でも、そこでの給料だって微々たるものだ」

ワーカホリック・仕事中毒のイラスト

中流以下の人間はお金のために働く。金持ちは自分のためにお金を働かせる。

高い教育を受けた父の方は、自分がやった通りのことを私にも勧めた。「息子よ、おまえには一生懸命勉強して、いい成績をとって、大会社で安定した仕事を見つけられるようにしてほしい。給料以外に福利厚生の充実した会社を選ぶのも忘れないようにな」

「本当に何かを学ぶためには、たくさんのエネルギー、情熱、どうしても知りたいという欲望がないとだめなんだ。怒りも原動力の一つになる。情熱は怒りと愛が合わさったものなんだから。お金のこととなると、たいていの人は安全そうなことだけやって安心していたいと思う。つまりそこには情熱はない。そういう人は恐怖に動かされているんだ」

「給料の安い仕事でもやろうという人がいるのは、そのためなんですか?」

「そうだよ。うちではサトウキビ農園や政府の役所ほどたくさんの給料を出していない。そのために、私がみんなを搾取していると言う人もいるけれど、私に言わせれば、みんなは私にではなく自分自身に搾取されているんだ。原因が自分の恐怖で、私のじゃない」

「いいかい、きみのお父さんは高い給料のもらえる仕事につけるようにと、学校に通いすばらしい教育を受けた。で、その通りにいい職についた。それでもお金に困っている。なぜかというと、学校でお金について習わなかったからだ。それに、一番困ったことは、お金のために働くのが正しいと信じていることだ」

貯金に失敗した人のイラスト(男性)

「そんなことだったら、みんな学びたいと思うんじゃないんですか?」

「いや、そうは思わないんだ。理由は簡単。お金のために働く方法を学び方が簡単だからね。とくにお金のこととなると、恐怖によって決定が左右されることが多いからなおさらだ」

「・・・みんなわずかなお金のために一生懸命に働き、この仕事についているかぎり安定した生活を送れるという幻想にしがみつき、一年に三週間の休暇と、四十五年勤続の褒美にもらえるわずかの年金を楽しみにしているんだ。・・・」

(ラットレースから抜け出す方法)

「そうだな、まず第一のステップは本当のことを言うことだ」

「・・・みんな自分の本当の気持ちを見つめず、お金がなくなったらどうしようと心配ばかりしている。そして、その恐怖に真正面から立ち向かおうとしないんだ。つまり、考えもせずに反応だけしている。頭を使うかわりに感情にまかせて反応だけしているんだ」

貧乏の1番の原因とは

貧乏な人のイラスト

貧乏や金詰りの一番の原因は国の経済や政府、金持ち連中のせいなんかではなく、恐怖と無知だ。

・・・人間の一生が「無知」と「啓蒙」のあいだの絶え間ない戦いである・・・

人間が自分を知るための情報や知識を求めなくなると、すぐに無知がしのび寄ってくる。無知と啓蒙の戦いはその瞬間ごとに要求される決断によって勝負が決まる。つまり情報や知識を手に入れるために心を開くか開かないかを決めることで、無知か啓蒙か、道が分かれるのだ

「・・・マーチンさんのことや、ニンジンを追いかける馬のことを絶対に忘れるんじゃない。なぜなら、恐怖と欲望が人間の考え方を左右しているということを意識しないでいると、この二つの感情に引っ張られて、知らないあいだに人生で最大の罠が待ち構える道へ迷い込んでしまうからだ。夢の実現に向かって努力することもなく恐怖におびえながら一生を送る、それこそ残酷なことだ。・・・」

「・・・歴史を振りかえってみてもわかるが、偉大なる文明は持てる者と持たざる者のあいだのギャップが大きくなりすぎたときに滅びている・・・」

「・・・人間の恐怖と欲望こそがブレア・パッチさ。恐怖をしっかり見つめ、欲望、人間の弱点、強欲さに立ち向かうことこそ、そこから抜け出すための道なんだ。その道は頭を使って切り開く。考えを選ぶことによって切り開くんだ」

「・・・感情に反応するんじゃなくて、自分で自分の考えを選ぶんだ。・・・考えるっていうのは、ときには自分自身に問いかけるための時間をとることを意味する。たとえば『もっと一生懸命働くことがこの問題を解決するのに一番いい方法なのだろうか?』といった質問を自分にしてみるんだ。たいていの人は自分自身に本当のことーー恐怖が自分を支配しているということーーを言うのが怖くて、考えることすらできない。そして、考えるかわりに玄関から飛び出していく。・・・」

47歳で引退

定年退職のイラスト(男性)

一九九四年、私は四十七歳で引退した。妻のキムは三十七歳だった。「引退」といっても仕事をしないわけではない。私と妻にとって引退とは、「予期せぬ大きな変化があったときは別として、仕事をするかしないかは自分たちの自由になり、それでいて自分たちの持てる富はインフレに負けずに自動的に膨張する」ことを意味している。

ここまでの道のりは木を育てるのに似ている。何年ものあいだ水をやり、手をかけてやれば、ある日、木はあなたを必要としなくなる。根が深いところまで達したのだ。それ以後は、木は心地よい日陰を与えてくれ、あなたはその下で自由を満喫すればいい。

金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない

「会計学」が世界で最も退屈な科目だと思っている人は多いだろう。おまけにわかりにくさも天下一品だ。だが、金持ちになりたいと思ったら、長い目で見てこれほど役に立つ学問はない。

「・・・そこに書いてることは読める。だけど理解できないんだ。学校の成績で言ったら語彙力は優秀、理解力は落第といったところだ。たいていの人にとっては、貸借対照表や損益計算書といった会計関係の表が、私にとってのあのマニュアルみたいなものなんだ。

きみも金持ちになりたかったら、数字を読み、それを理解する方法を学ばなければならない」

勉強が好調な人のイラスト(男性)

資産と負債の違いを知ること

資産は私のポケットにお金を入れてくれる

負債は私のポケットからお金をとっていく

刀と玉と鏡の力

・・・日本人が信じていたという「三つの力」の話をしてくれた。それは「刀と玉と鏡の力だ」

卓上鏡のイラスト

そういう人でも、もし鏡の力を使うことができれば、きっと「これでいいのだろうか?」と自問することだろう。それなのに、多くの人は自分の内に潜む知恵、自分の中にある天賦の才能を信じることなく、みんなと同じ方法を選ぶ。つまり、ほかのみんながそうしているから……という理由で行動するのだ。

有価証券への投資など、資産を増やす努力を早い時期に始める代わりに、借金をしなければ買えないような家を買った場合、最終的にそれは少なくとも次のような三つの損失をその人に与える。

1.時間を失う。ほかの「本当の資産」に投資していれば、ローンをせっせと返しているあいだにその価値が上がったかもしれない。

2.投資にまわせるはずの資本が減る。家を買ったことによって、それからずっと払い続けなければならなくなる高い維持費は、本当ならほかの投資に回すことができたはずのお金だ。

3.教育を受ける機会を失う。ふつう人は持ち家や貯金、年金などを資産として考え、それをあてにする。そして、投資に回すお金はないからと言って、投資には手を出そうとしない。このことは投資の経験をのがしていることになる。

だから、たとえ「一生に一度のチャンス」が来たとしても、こういう人たちはそのチャンスを活かすことができない。精一杯働いていて、税金も最大限まで支払い、借金で首が回らない、だから当然「安全策」をとるしか道はないのだ。

この章のはじめに書いたように、一番大切なことは資産と負債の違いを知ることだ。その違いが分かったら、次は収入を生む資産を買うことだけに努力を集中する。これが金持ちになるための道を歩み始める最善の方法だ。この方法を実行し続ければ資産の欄が大きくなっていく。その一方で、負債と支出は低く抑えるように努力する。そうすれば資産の欄につぎ込むお金を増やすことができる。資産の基礎は意外と早く作れる。そうしたらもっと投機性の高い投資に目を向ける余裕ができる。投機性の高い投資というのは二倍から無限大の成長の可能性を持つ投資だ。

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