▶︎グランビルの法則とは
アメリカのジョセフ・E・グランビル氏が発見した、株価と移動平均線の関係。
一般に日足なら25日移動平均線、週足なら26週移動平均線を使用。
※もともとは200日移動平均線を用いて中長期のトレンドを判断していました。日足の25日線や週足の26週線はしばしば「誤差」や「だまし」が生じる可能性があるので、あくまでも目安としてお考えください。
■概要
・下降を続けていた移動平均線が横ばい、あるいは上昇に転じたところで、足元の株価が移動平均線を大きく上に抜ける動きを見せた場合。
■ポイント
・グランビルの買い法則で最も重要なシグナルで、一番大きな買いチャンス。
下方トレンドから上方トレンドへの「トレンドの転換」を意味します。
・株価を下げていたエネルギーが息切れて、上昇エネルギーが復活してきたことを意味します。
■実践
しばらく緩やかな下落トレンドが続いている中、上昇のきっかけを掴めずにいる。
25日移動平均線を小幅に超えるくらいの上昇は何度かあるものの、復活するほどではない。
しかも25日移動平均線はまだ下向きです。
忍耐強く、「株価と移動平均線とをにらめっこ」させてその時を待つのが良いと考えます。