今回はこちらの書籍をシンプルにまとめてみました。
BLOG「『大化け株投資』のすすめ」
の朝香さんの書籍です。
参考になる点が多かったです!
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□■もくじ■□
本書はこんな人におすすめ
★「小さな利益」と「大きな損」の繰り返しで儲かっていない人
★2パターンの「投資の罠」に陥る人
株価過熱でついつい高値買いする人
株価急落であわてて投げ売りする人
★オリンピックに向けて成長企業の株を買いたい人
★10倍株(いわゆるテンバガー )を獲得して大勝ちしたい人
「10倍株の見つけ方」3ステップ
❶スクリーニング
①年初来高値更新(20営業日前)
②出来高増加率(倍)3ヶ月前 1.3以上(50銘柄以上検出されたら上限を5.0)
③時価総額1300億円以下(投資資金が少額なら時価総額250億円以下)
④売上高変化率(%) 5年前年度比 1%以上
⑤自己資本比率(%) 30%以上
❷チャート
①1年半来終値高値の株価
②週足で平均以上の出来高
③上昇優位のローソク足
❸❶以外の経営・財務指標をチェック
①大株主が経営陣(オーナー・役員)
②予想営業利益が増収または黒字転換
③ポジティブな四季報コメント
④営業CF→2期連続マイナスでない
2期マイナスでも、有利子負債対現金比率が0.5倍以下・自己資本比率が50%以上であれば、投資してもよい
⑤有利子負債対現金比率→3.0以下
⑥予想PSR=時価総額÷予想年間売上高
割高でない(2.5以下)
1以下が割安、3~6が売りの目安
ITバブル時代にPERでは説明のつかない株価を分析するために多用された
買いと売りについてポイント
◾️買い
・分けて売るために、1銘柄につき最低3~5単元仕入れる
・5~10銘柄に分散
◾️売り
・3倍、5倍、10倍の過熱で利益確定
・一年半の期間で最も安い株価になったら撤退
その他の10倍株ー景気サイクルの度に10倍上がる景気敏感株ー
鉄鋼、非鉄金属、海運、不動産、金融、証券
特に素材関連株は不況を脱して活況期に入ると通常の優良株を上回る勢いで上昇する。
好況になる→自動車やマンションが売れ始める→鉄鋼や化学企業に材料の発注が入る
「量」が先に動き、次に「価格」が動く
例 乾汽船
経済指標が1年半ぶりの好調さを示したらチャンス
バルチック海運指数、銅の先物価格
景気敏感株の財務安全度は、成長株の基準よりも低くしても構わない
・営業CF3期連続マイナスでない
・有利子負債対現金比率10倍以下
・自己資本比率20%以上
中長期投資でこれだけはやってはいけないこと
・スター企業であっても、1年半で終値が最も安い株価の銘柄を買ってはならない
例 アップルに市場を奪われたソニー、任天堂
スター企業の凋落を生むキーワード
「単純な価格による競争激化」
バフェット「Everybody else is doing it」
差別化できない事業での価格競争の過熱はとてつもない危険信号となります
例 価格.comの登場によるヤマダ電機
・財務安全度が極端に低い銘柄を買ってはいけない
売上債権、無形資産の不自然な急増
・「PBR1倍割れ=割安」は今後数カ月の下落サイン
株価急落であわてて投げ売りしてはならない
良い暴落すなわち1年半来安値よりも上方位置での株価の暴落は、魅力的な注目企業の株を買う絶好の機会である
分散投資について
Pリンチを参考にしている
「私のファンドでは全部で1400銘柄を保有しているが、100銘柄で資金の半分を、200銘柄で資金の3分の2を占めている」
「小さめ目のポートフォリオでは3~10銘柄保有するのがよいと思う」
心得
株式投資で成功するには、「絶対に株で成功するぞ」という自らの強い意志と忍耐、それを可能にするための知識と習慣が必要
【まとめ・感想】
チャート分析から財務分析までチェックすべき点が具体的に記載されているので、EXCELで自分なりのチェック項目を作成して観察・立証するのも良いのではないかと思います。
当本は2013年初版ですが、その後も朝香さんは続編を出されているみたいなので、時間があれば読んでみたいです。
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