◾️状況
株価が下落して安値圏に近づいてくると、長い陰線が現れることがあります。そしてその次に出現するローソク足が、前につけた陰線の上下幅におさまっているとき、そのローソク足を「はらみ線」といっています。
こうしたローソク足の配列から、売り方と買い方のせめぎ合いが見てとれるのです。
はらみ線の前につけた長いローソク足を「お腹に子どもをはらんでいる母体」、次のはらみ線を「これから生まれる子ども」にたとえることもありますが、さしずめ、これから新しい相場が生まれる前兆と考えればわかりやすいでしょう。
◾️「株価チャートの鬼100則」による解説
これは極めて「意味深」なシグナルになりやすい
新しい相場の芽が芽吹いたとか、新たな生命の誕生といわれる。
底なし沼のように下げても、倒産しない限りは株価はいつか割安となり、反転上昇に向かう。
大きな陰線陽線に比べて、このはらみ線の存在はあまりにも小さい。
しかし、小さな兆候の中に異変を感じて、そこに資金を投じる行動ができれば、投資で資産を増やすことができるのだ。
ほとんどの投資家は株価が勢い良く上がり、出来高が増えてから注目しがちだが、これでは遅いし、不利である。皆が当たり前に判断する段階で行動しても、もう遅い。
下げた株価のわずかな兆候に上げや反発の動きにこそ目を付けるべきなのだ。
◾️特徴
このはらみ線が陽線ではなく、「十字線(寄引同時線)」でも同様の兆候が見られます。
◾️類似
⬇️参考文献
鬼100則 27 「陽のはらみ線」は上げポイント
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