買いシグナル⑫酒田五法❶逆三山・逆三尊【ローソク足】

投稿日:2019年9月23日 更新日:

・上げ下げを3度繰り返して3つの底(谷)を形成するもので、相場の大底を表します。

・真ん中の山が最も低い「逆三尊」が典型です。

・海外では、真ん中の谷を頭に、その両側の谷を肩に見立てて「逆ヘッド・アンド・ショルダー」と呼ばれています。

・①と②を結んだネックラインを超えれば相場は本格的に上昇転換することが多く、絶好の買いのチャンスとなります。

⏬書籍による解説

・③まで下落した後、再び上昇し、A地点で上値抵抗線を超えたものの、②の水準(直前の高値)までは届きません。
・④から下げた株価は、⑤から再び上昇し、②と④を結んだ新しい上値抵抗線を超えて、さらに上昇していきます。
・ネックラインを超えれば、相場は本格的に上昇転換することが多く、B地点が絶好の買いのチャンスとなります。

※なぜA地点が買い場にならないか
・トレンドラインの分析では、上値抵抗線を超えたA地点をトレンドの転換点と見ます。ところが逆三尊では、改めて新しい上値抵抗線(ネックライン)を引き、そこを超えたB地点を買い時とします。
・これは、長期間低迷した相場が本当に上向くには、それ相当の勢いが必要だからです。長い下方トレンドの中では、上値抵抗線を突破したと見て買った株がまた下落して、目論見が外れることもあります。
・そこで、ネックラインを設けて、それを突破したところで相場の転換を判断すれば、確実性が増すというわけです。

☝️ポイント
・ネックラインを引くのは、当初の上値抵抗線の妥当性を見極めるためです。
・逆三尊では、第2の上値抵抗線としてネックラインを引き、これを超えることで上方トレンドに入ったことを確認します。2つの抵抗線を超えたことで、本格的な株価の反転を確認する手法なのです。
・逆三尊とは、株価が当初の上値抵抗線+ネックラインを上に抜けた形。トレンドの転換を2回確認できるので、上方トレンドへの転換は高確率といえる。

参考: ズバリわかる!株価チャートの読み方・使い方

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