売りシグナル㉞高値圏での「上放れ十字線」【ローソク足】

投稿日:2019年11月22日 更新日:

◾️解説

「寄引同時線」のなかでも「十字線」は、どの段階で現れても気迷いを意味します。

とりわけ、株価が上昇する最終局面に「上放れ十字線」が現れれば、相場の転換を暗示、つまり下落を意味しているといえるでしょう。

この十字線は、売り方と買い方の力が拮抗していることから、調整と見ることができるかもしれません。おそらく実際にこうした銘柄を持っていたときに、高値圏で十字線が現れれば、非常に迷うはずです。

そのようなときには、「グランビルの法則」を思い出してください。高値圏で十字線をつけるときは、多くの場合、株価は移動平均線の上に位置しているはずです。

そこで十字線の次に現れるローソク足が長い上ヒゲを伸ばしていたり、大陰線だったら、売りと判断してもいいでしょう。

それでも決断できないときは、株価がもう少し下落して移動平均線と接触してくれば、売る決断もできるはずです。

参考文献

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