こんにちは、管理人のみっちー(@m_hayashi )です。
今回はこちらの書籍をレビューしていきます↓↓
株之助さん(元Hanabiさん)の書籍は以前にもレビューしております↓↓
株之助さんは基本的に下がっている株を買う逆張りスタイルです。僕は順張り派なんですが、勉強のために色眼鏡で見ずに学んでいきたいと思います。
では本編にまいります!
□■もくじ■□
著者プロフィール
北浜流一郎氏とは
北浜 流一郎(きたはま りゅういちろう、本名:福永 爲善、1943年7月20日 – )は、日本の株式評論家(自称、株式アドバイザー)。
鹿児島県出水郡阿久根町(現・阿久根市)出身。
慶應義塾大学商学部中退後、コピーライター、週刊誌記者、作家業を経て個人投資家向けの株式投資のアドバイスを行っている。
(出所:Wikipedia)
まさかの私の先輩でした。
Xでも「北浜流一郎 爆益成長株で一点突破」名義で積極的に情報発信されているようですので気になる方はチェックしてみて下さい。
株之助氏とは
株之助さんに関しては先ほど掲載したほかの記事にてプロフィールを解説しましたので、詳しくはそちらでご確認下さい。
ここでは、本書内で紹介されていた株之助のブログなどのURLを掲載させていただきます。
どのような銘柄を取り扱うべきか
一般的には値動き大きくて触りにくい変動の大きな株で!
北浜「ガンホーは値動きが激しいね。ぼくはただ見ているだけだけど、実際に手がけることなんて出来そうにない。(中略)ぼくはよく、講演会や教室の授業で、こんな株を誰が買うんだろうって話題にするんだけど、すぐ身近に買っている人がいたわけだ。」
株之助「買うっていっても、ぼくの場合、デイトレですからね。あくまでも一時的。ガンホーの将来性とかに期待してのことじゃなく、値動きの軽さが魅力ってことですからね。」
北浜「値動きが大きければ大きいほど投資魅力があるってこと?」
株之助「そうです。デイトレでは株価の変動が命。大きく上下したほうが、かえって手がけやすくなります。もっとも困るのは、動かない株ですからね。」
北浜「普通は値動きが大きいとリスクが高く、手がけにくいけどね。デイトレではそれが逆ってことね。」
P19-20
一般的な株式投資だと、下がることはもちろん嫌ですし、上下変動が大きい株よりも値動きが安定している株を買いたくなりますけどね。デイトレは逆の発想を持つことが大切なのですね。
自分の注目銘柄以外もチェックする
自分がすでに選んである銘柄のチェックはもちろん不可欠で大事なのですが、それだけだと市場全体に生じつつある流れの変化を見逃してしまう恐れがあります。
それを避けるために必ず全部を見ています。
そうすると意外な業種、銘柄が上昇を開始していたり、逆に下げ始めていることがわかります。
P69-70
株は同業種の中で同じ動きをする傾向があるので、特に同業他社の動きは必ずチェックします。
こういった作業の中で、それまで目を付けていなかった新たな有望株を出会うこともあります。
前日に銘柄を決めておく
当日になって上昇率ランキングなどから銘柄を選ぶ方法もあります。
でもぼくの場合、前日に選んでおく。これが習慣になっています。そうやって選んでおけば、翌日は場が開くとともに出動出来ますからね。
それが大収穫につながるんです。
P67
1~2時間はかけるそうです。
基本的には上昇率ランキングから“強い動き”の銘柄を見つける
株之助:もっとも重視するのは、強い動きの銘柄を見つける、です。強い動きかどうかですね。
北浜:強い動きって?
株之助:そうですね、前日から新たに浮上を開始した銘柄とか、数日前から上がっていても、引き続き勢いを保っている銘柄です。
P79
強いかどうかは日足チャートをチェックします。
そして出来高が多い銘柄に絞ります。
ちなみに下落率ランキングもチェックします。それは空売りするためではなく、逆張りで買うためだそうです。
売買代金の目安は10億円
売買代金の目安は10億円です。これはひとえに流動性が大切だということです。
流動性さえあれば、何をしている会社かを知らなくても大丈夫とのことです。
今日手掛けた銘柄は明日ランキング外でも取引OK
北浜:上昇率ランキングの見方だけど、単にランキングに入っているからってことで選ぶんじゃないよね。
株之助:もちろんです。まずは自分がその日手がけた銘柄をチェックします。その中で翌日も大きく上下しそうならもちろん残します。
北浜:それらは上昇率ランキングに入っていなくてもいいの?
株之助:構いません。すでに手がけたことがある銘柄ですから、動きのリズムがわかっているので。
P78
具体的な売買方法
見込み違いの動きになったらすぐ撤退
買ってから株価が動かず、買い値のままだったら10分以内に撤退するという株之助氏。実際の様子を以下のように語っています。
どうも伸びないなと思ったんですね。
そういう時は指し値などしてないで、成り行きで売ってしまいます。その株から逃げ出さなきゃならないわけですから。
指し値して売ることもありますけど、売りが成立するまで時間がかかってしまうこともあるんで。
P161
対談した北浜氏は、「あれには驚いたね。まだ損しているわけじゃないんだから。それに上がる可能性もあるところだったし。」「ぼくがやっていたらずっと持ち続けただろうなあ。」と話していました。
後場は取引しない方が良いかも
北浜:後場になって負けることが多いんじゃない?
株之助:それもあります。
前場でうまくいくと、後場は適当になってしまう悪い癖が出てしまうこともあります。やはり後場は利益を守るためにも、やめた方が良いのかもしれません。
以前、後場の損益だけを計算してみたら、ほとんど利益になっていなかったですね。
後場までやると、取引が雑になってきてロスカットが甘くなる等、良い結果が出ないですね。
トレードは短期の真剣勝負。自分の鉄則から外れたことがやっていけないってことですね。特に前場に大きく勝った日は、後場に勝負が大きくなって負けることが多いので注意です。
投資資金を増やしたタイミングも失敗しがち
北浜:スランプに見舞われ、成果が上がらないようになったらどうすればいいんだろうか。
株之助:後場参入してやられるようだと、後場はやらないようにすることですね。資金を大量に投じたあとやられることも多いので、資金を小さくすることも大事です。ぼくが現在運用資金を3000万円に落としているのも、そういうことも考えてのことです。
まとめますと、自分の作ったマニュアルどおりのタイミングで入り、利益確定とロスカットを実行できれば、まず大きな負けはないのです。そして負けた時は休んで気分転換するか、ストレスにならない資金量に落とすのが一番です。
「小さな利益を積み重ねる」ことを徹底することが大切とのことです!
デイトレは誰でもできる
新聞は読まなくていい
北浜「デイトレードのノウハウを教えてもらう前に、デイトレードに取り組む姿勢というか、基本的な考え方というようなものがあれば教えてもらいたいんだけど。」
株之助「そうですね。まず大事なのは、デイトレードは誰でも出来るってことです。(中略)基本的な考え方の第2ですけど、難しい経済知識や企業情報などがわからなくても儲かるようになるってことです。」
北浜「新聞はどうなの?」
株之助「読まなくても平気です。」
P28(新聞、『会社四季報』、『会社情報』は読まなくてもOK)
北浜さんは中長期目線で銘柄選別をされているので「為替」「原油」「米国経済」などの状況を新聞でチェックされているそうですが、デイトレには必要ないと言います。また、ファンダメンタルズ派の人には必須の「決算チェック」も必要ないそうです。昔はやっていたそうですが、疲れるわりには成果が上がらなかったんだとか。
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