こんにちは、管理人のみっちー(@m_hayashi )です。
みなさんは正しい人間性を持ち合わせていますか?
ここでいう「正しい人間性」とは、人間という動物が本能のまま自然に取る行動をしているかということです。つまり、好きなこと・楽しいことはやる、嫌いなこと・辛いことはやらないということです。
快適なトレードをすると投資で失敗する
結論から申し上げますと、投資において「快適さ」は大敵です。投資で成功するためには、一般的に「苦痛だ」と思われる行動を取る必要があります。
痛いことはしたくない
99.9%の人間は、一般的に「痛い!」「やめて!」と思う事を嫌がり、避けます。当たり前です。痛いのは嫌ですから。できることなら避けたいのは人間である証です。
しかし、投資においては「痛い」ことから逃げたら、負けるのです。
具体的な事例を挙げます。
あなたが買った株が下落し、含み損を抱えてしまった局面を考えます。
ここで最も人間的に「痛い!」と思う行動はなんでしょうか?
それは、損失を確定させることです。
最も人間的な行動例は「苦痛回避」ですから
「いつかはまた上がるはず・・」
「今が底かもしれないし・・」
「売った直後に上がったら悔しいし・・」
と考え、塩漬けしてしまうのです。損を今確定することに比べたら、塩漬けにする方が心理的に楽です。だって、損は確定していないから。
そして「しばらく様子を見る」というもっとも人間らしい行動に出るのです。実際に将来上がってくればいいのですが、残念ながらこのパターンは半永久的に塩漬けなのです。相場というのは世知辛いものなのです。(しょっぱい)
たしかに今の時点で損は確定していませんが、投資家として敗北した瞬間であることは間違いありません。勝つ投資家は、損切りして別の有望銘柄に乗り換えるのです。
「痛い!」と思う事をする
投資において、初心者がなんとなく取引して勝つことはまずありえません。株は上がるか下がるかしかないから勝率は五分五分のはずなのに、なぜなのでしょう。
後に述べますが、金融システムは一部の秀才が作り上げた仕組みなので、人間的に、本能のままに取引すると負けるようにできています。だから、「受け入れがたい」と思う行動を取らなければ勝てないのです。
ある意味、一回これまでの自分を否定しなければいけないわけです。それができない人が多いから、最後まで投資で勝つことができず退場していきます。真面目に生きてきた人間、社会的に成功したと言われる人が投資で勝てない理由はこれです。
現在大成功している投資家のほぼ全員が、最初に大負けしてスタートします。失敗・苦痛を繰り返すうちに、徐々に人間的ではなくなっていき、最終的に勝てるようになるのです。
これらの理屈が成り立つわけ
以上のことから、株式投資とは最も自然の摂理からかけ離れたものと言えます。
それは、そもそも金融という仕組み自体が、「一部の超頭が良い人が金持ちになるために作り出したシステムだから」です。株の売買は、すべて人間同士の取引です。(アルゴの話は一旦忘れて)
つまり株で儲ける・利益を出すためには、取引相手の人間を出し抜く(勝つ)ことが必要です。そのためには、相手が人間らしい行動を取るであろうという前提で戦略を練ります。だから、いわゆる一般の人間が買うときに秀才は売り(利益確定)を入れるのです。「買ったら下がる。売ったら上がる。」のです。
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