売りシグナル③グランビルの売り法則❶最も重要なサイン「新規売り」【移動平均線】

投稿日:2019年9月23日 更新日:

▶︎グランビルの法則とは

アメリカのジョセフ・E・グランビル氏が発見した、株価と移動平均線の関係。

一般に日足なら25日移動平均線、週足なら26週移動平均線を使用。

※もともとは200日移動平均線を用いて中長期のトレンドを判断していました。日足の25日線や週足の26週線はしばしば「誤差」や「だまし」が生じる可能性があるので、あくまでも目安としてお考えください。

■概要

・上昇を続けていた移動平均線が横ばい、あるいは下降に転じた局面で、株価が移動平均線を大きく下に抜けた場合。

・グランビルの「売りの4法則」で一番重要なサインです。一番大きな売りチャンスとなります。

・株価が上方から下方へとトレンドが転換することを意味します。

■ポイント

・移動平均線の角度が重要です。
それまで上昇を続けていた移動平均線は、横ばい、もしくは下降に転じます。
これは、株価を押し上げてきたエネルギーが衰えて、下落へと向かうエネルギーが優勢になってきたということです。

・こうして上昇する力のなくなった移動平均線を、株価が上から下に抜いていくわけですから、その下げのエネルギーは、かなり強いということになります。

・逆に、ここで売り損なうと、株価の急落に巻き込まれて「もっと早く売るべきだった」と後悔することになります。

■実践

6月中旬にグランビルの買い法則❸のシグナルが点灯しています。
その後急上昇しています。
そして3営業日続落。「これは押し目買いのチャンス!」となるのでしょうか。
それでも一度立ち止まりましょう。実はあるシグナルが出ているのです。
実はこれグランビルの売りの法則❹のシグナルが点灯しています。
上記『グランビルの8法則』をご覧いただくと、売り❶は売り❹の後に起きます。
「なんや、結局上がったやんけ。もう買いのチャンスを逃したくないから、買うでー!!」
と早まらないでください。グランビルの法則は、常に《株価》と《移動平均線》とを
にらめっこさせなければいけません。
移動平均線を上から下に突き抜けました。この時の移動平均線の角度は横ばいからわずかに
下落に転じております。ここが売り❶シグナル点灯の場所となります。
その後の値動きです

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