売りシグナル㊴下放れ「たすき線」【ローソク足】

投稿日:2020年1月9日 更新日:

▷たすき(タスキ、襷)とは

お祭りや農作業でみかけるこのバッテンのような縛り方を「たすき掛け」と言いますね。運動会や政治家のスピーチで利用するものも「たすき」と言いますが、本来的な意味としては前者の方みたいです。

◾️(陽の)たすき線

「陰線を付けた翌日、前日終値よりも高く寄り付き、前日始値よりも高く引けたローソク足の組み合わせ」のこと

しかし、「前日始値よりも高く引け」ていなくても、「陰線に対して、それを打ち消すかのような陽線が、下げの途中に出た」ようなざっくりとした認識でもOK。

◾️解説

株価が下げてくると、往々にして「下げ過ぎだ」という「値ぼれ」の買いが出てくる。
そこで買っておいても良いことはないから読者の皆さんには心しておいて欲しいのだが、下げの途中に「いくら何でも安いだろう」と買いが出るのが、株式市場の実情である。
しかし、無残なことに相場は下がり始めると、お構いなしに、下げてくる。
下手な「陽線」、すなわち買いが入れば、投げの材料が増えることとなり、下落を加速させることになるのである。

つまり、下げの途中の反発の陽線は、決して良いシグナルではない。株価の支えや反発上昇には絶対にならない。
いうならば、下げの勢いを加速するための「燃料」になるだけ。

👇類似(たすき線と差し込み線は似ています)

「たすき線」ではなく「差し込み線」でも同様です。

売りシグナル㉚下落途中の「差し込み線」は「追撃売り」のシグナル【ローソク足】

⏬逆のパターン

※例外

投資家がある値位置やラインを目安に取引している場合は、シグナル通りの動きとはならない場合があります。直近の値動きをよく観察して、値動きを予測することが大切と言えます。

⬇️参考文献

鬼100則 22 下放れの「たすき線」

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