投資用語解説【騙し(だまし)】とは

投稿日:2024年1月28日 更新日:

こんにちは、管理人のみっちー(@m_hayashi )です。

名前の通り、一般の個人投資家をだますために通常の意図とは異なる注文を出して有利に儲けようとする手法のことです。主に「仕手筋」と言われる、大口資金を動かせる個人投資家・機関投資家が仕掛けていると言われます。

これらのターゲットになる銘柄のことを「仕手株」というが、主に小型株・新興株に多く見られるので注意したい。

【板】におけるだまし

一般的に、買い板が厚い=買い需要があると判断し、「今の株価からでも上昇が見込めるのではないか」と考え買い注文を出しがちです。しかし、仕手筋はこういった投資家心理を狙って本来買う気がないのにあえて大量の注文を出し(約定はしないように現値より安い価格で指値)、その後株価が上がったところで売りを出すのです。

このような行為を「見せ板」と言い、証券取引法で禁止されています。しかし、問い詰められたとしても「買おうと思っていた価格で買えなかったから注文を取り消しただけだ」などいくらでも言い訳ができるし、嘘か本当かを見極めるのは非常に困難である。

【ローソク足チャート】におけるだまし

一般的に「陽線」は株価の上げを示すので、「これから上がっていくシグナルなのでは」と考えがちです。しかし

見破る方法

・現値から数単位離れているが画面に映るくらいの範囲の株価において、桁違いの株数注文が入っている。
・株価が動いたらその注文が取り消された。(本当は約定する気がない。約定する気があるなら成行で出すはずだ。)

対策方法

対策方法としては、仕手株の意図を読み取り、先んじて同じ投資行動を取ることだろう。
しかし、意図は大きく2パターンある場合があり、それぞれを瞬時に判断する必要があるだろう。

【買い板が不自然に厚い時】
・仕手筋の意図①株価を上昇させて、保有株を今より高値で売りたい。
→短期的には株価が上がると予想して、今の株価で買う。
・仕手筋の意図②ピークまで上昇させたところで空売りを仕掛け、急落後に買い戻したい。
→急落を見込んで、先んじて保有株を売却したり空売りをして対策することができる。

【売り板が不自然に厚い時】(急上昇した銘柄に多い?)
・仕手筋の意図①現在空売りをしており、株価を下げたところで買い戻したい。
→短期的には株価が下がると予想して、今の株価で空売りする(買いポジションがあれば解消)。
・仕手筋の意図②現値を下げて少しでも安いところで買い集め、再び急騰したところで売りさばく。
→その後の急騰に備えて株を買いに行く方法も考えられるだろう。

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