
「首吊り線」=高値圏で出現するたぐり線で、下ヒゲが実体の3倍以上あるもの
上昇局面でこの形が出現したら注意が必要です。
何らかの理由によって一時的に売り圧力が強くなって長い下ヒゲをつけたと考えられます。
翌日以降に反転下落する可能性を検討する必要があります。
〈参考〉
これもボクシングの試合をイメージしてください。
途中まで、試合は勝ち続けていました(株価は上昇していました)。ところが、突然相手が反撃に出ました。ふつうに戦えば相手にやられるところでしたが、なんとか少し負け、あるいは少し勝ちのところまで盛り返しました。根性でしのいだというのが本当のところです。しかし次のラウンドは負けるでしょう。
株価が上昇した局面での長い下ひげは、〈ひびが入った厚い壁〉で、実はもろくなっていて、株価は下降する可能性大。残念ながら売りサインです。
出所:株とFX たったの3時間でプロ並にチャートが読めるようになる P32「長い下ひげは出る場所で意味が違います」
◇類似
似た形に「陽の大引坊主(おおひけぼうず)」があります。
ヒゲの長さがたぐり線(カラカサ)よりも短いです。
この場合は買いシグナルとなるので、要チェック項目です。
◇逆パターン
一方でこの形が下落局面で出現したら買いシグナルとなるので、二つの違いを理解することが大切です。👇
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