買いシグナル㊴「三手打ち」【ローソク足】

投稿日:2020年2月5日 更新日:

◾️「株価チャートの鬼100則」による解説

株価が下げている時に、突然、そのトレンドを打ち消すような大陽線が出ることがある。

それを「三手打ち」という。

基本的には、3つのだらだらの下げの後に、そのローソク足を包み込む、打ち消すかのような強烈な上げ、すなわち、大きな陽線が出ると、相場の方向は上げトレンドに変わったと見るのが正しい。

ここで上げたのは、さしたる材料もなく不人気で売られてきたが、突然、大きな材料が出たか、もしくは、特定の筋の買いに投資家が相乗りした、というような動きである。

ここでは、前の下げを打ち消す大陽線となり、衆目にさらされる。
それをきっかけにして、更なる買いが集まるのだ。長期の上げか、短期かはその時の相場による。

※留意点

一般的に下落途中の「三手打ち」は戻り売りのシグナルと言われている。下げてきた反動での空売りの買い戻しの可能性があり、新たな売りのチャンスともなりうる。しかし大底圏ではこのように買いのシグナルともなり得るので、買いシグナルにも売りシグナルにもなり得るという認識でいるべきです。

ちなみに天井圏で出現すると売りシグナルになる《つたい線の打ち返し》も似た形なので、この機会に覚えてください。

■類似

⬇️参考文献

鬼100則 30 戻り売りの「三手打ち」

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