◾️状態
上値・下値を切り上げる上昇の場合、高値を更新するごとに、まだ上がるかどうかを確かめるような動きが現れます。つまり、高値を更新しながらも所々で反転下降が起きているのですが、「一時的な下降に終わるだろう」「まだ上がるだろう」という投資家の共通認識があって上げ続けるのです。
株価が大幅に上昇してきて、移動平均線との乖離が大きくなると、小さなローソク足が何本も立つことがあります。出来高が高水準を保っていれば、中段のもみ合いと考えられ、さらなる上昇も期待できます。
一方、出来高が急減して小さなローソク足が続くときは、上値を取れるほどのエネルギーは残っていませんから、そのまま下落に転じると考えるべきでしょう。
そのような「高値を何度も更新するけれど一気に上げる動きが現れない(上げ渋り、上値の重さがはっきりしている)」状況では、突然、大陰線や値幅の大きなギャップが現れると突然売り人気が高まり、勢いのある急激な下げになることがあります。最高値をいまかいまかと待ち構えていた投資家が大量の売り注文を出す、そういった下げです。
◇類似?
底値圏で推移する「やぐら底」という買いシグナルがありますが、今回の「団子天井」は「逆やぐら底」とも言えるのではないでしょうか。
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