■概要
底値圏で出現します。
一見すると「大陰線が3日も連続で出ている!一刻も早く売らなければ!!」と考えてしまいがちです。
しかし実はこの3日間の下げ幅は『1本目の大陰線でつけた安値』からそれほど下げていないのです。(2日目、3日目とそれぞれ前日終値より高く寄り付いているため。詳しくは下記☝️ポイント参照。)
これは、1本目の大陰線の安値付近で買いを入れたいという投資家が多いためだと考えられます。
もちろん大陰線の3日連続なので上昇の勢いは弱いのですが、下げ止まりを予感させる形です。
その後株価が下げたところで、底値から立ち上がる陽線(その前にコマなどで保合があったとしてもok)が出て、さらに窓開けの陽線が出始めれば、底値が明らかになる。
☝️管理人コメント
ここで大事なのは、「窓開け=特別買い気配」ということです。その後寄ったところから陽線を形成し始めたら真っ先に買い向かってよいでしょう。
また、以下のように下放れの窓開け+陽線は強い上げのシグナルになります。「三本連続陰線からの特別売り気配か、オワッタな」と傍観するのではなく、「次に陽線が出たらチャンスだ!」と待ち構えるのです。
☝️ポイント
前日終値(①)を翌日始値(②)が上回っている形になります。上記の6330東洋エンジニアリングのチャートでは、そのさらに翌日も同じような動きをしていることがわかります。ポイントは、前日の『安値』よりも大幅に下げていないということです。そこで買いを入れたいという投資家が多かったためと考えられます。
逆に以下のようなケースでは前日終値(①)に対してギャップを開けて翌日始値(②)を付けているので、『下値堅さ』は無いと考えられます。(さらにその前日も同じ動きをしていることがチャートから読み取れます)
■類似
天井圏・上昇トレンド・下落途中の反発局面でこの形が出現した場合は「三羽ガラス」という売りシグナルとなります。
⬇️参考文献
鬼100則 41 「三手大黒線」の底値
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