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□■もくじ■□
- 公式に代入するだけで株に勝てる
- 筋が通った投資法
- 新高値をつけた銘柄しか買ってはいけない!
- 高値更新できない「負け組」を相手にするな
- 業績がよくても株価は下がる
- 賢い投資家は新高値で買っている
- 保ち合い抜け
- 偽物チャート・パターン
- 新高値銘柄は『ケンミレ株式情報』で楽に探せる
- 過去の主役は二度と甦らない
- 早く新高値に達する株ほどよく上がる
- 市場の上昇力を読む
- 将来の業績は過去のトレンドでわかる
- 四半期の伸び率で買っていい銘柄を選別する
- 多くの人が見過ごす「業績の正しい計算方法」
- ピカ一の中から、さらにピカ一を選ぶ
- 会社のトレンドは片手間で探したほうがいい
- 低PER投資は個別株では使えない
- このニュースが出たら即売却!
- 売りの基本はテクニカル分析
- 8%下がったら絶対に損切り
公式に代入するだけで株に勝てる
・本書の目的は、ごく一般的な個人投資家の方をプロの実力にすることです。
・情報は本当に大切なものだけで十分です。
・投資の結論は「買うか買わないか」というシンプルなものですから、必要な情報はごく限られます。少なければ少ないほどいいといってもいいでしょう。
・キーワードは公式です。公式に必要な情報だけあればいいのです。
筋が通った投資法
大事なことは、筋が通っているかどうかです。例えば、「業績のいい株が上がる」というのは、いつでも成り立つ公理です。業績が悪い株のほうが上がることは、ごく短期間は別として、長期的にはありえません。
また、株価が大きく上伸していくのは必ず新高値を更新したあとです。
新高値をつけた銘柄しか買ってはいけない!
新高値には2種類ある
①長期:史上最高値、歴史上の最高値
②中期:数年来高値、過去2年以上の最高値
<買いの公式1>
株は数年来高値を更新した時点で買う
高値更新できない「負け組」を相手にするな
たくさんのチャートを見て力をつけよう
自分が気に入っている1社がたまたま新高値をつけたから、それを買おうという発想では「木を見て森を見ない」アプローチの域を出ません。初心者の方は、自分が投資しようとする会社だけに関心を寄せがちです。
けれども、本当にその会社でいいのかどうかを決めるには、多くの会社と比較することが重要です。
・新高値銘柄は総じて100銘柄に1つしか出現しません。
業績がよくても株価は下がる
・これだけの成長ストーリーがあり、業績が伴っていても、新高値に達していなければ、株価は下げてしまうのです。
・これに対して、株価がいったん新高値を抜くと、株価と業績が同一方向に向かいます。加えて、人気が株価を押し上げるため、短い時間で上がっていくことになります。ここが株式投資で最も「おいしい時期」なのです。
賢い投資家は新高値で買っている
・新高値更新時以降は出来高が増えるのです。これは少数の有能な投資家が注目して積極的に買っているということです。
・人気化した時点で株を買うのが最も効率的な投資です。つまり、新高値を更新した時点が株の買いどきなのです。勝てる投資家になるには、ここをはずしてはいけません。
保ち合い抜け
・保ち合いとは、株価が横ばい圏に入って、小さな山と谷を繰り返しつけている状態のことです。
・株の上昇期の動きを2つに大別すると、次のようになります。
①保ち合い
②暴騰期
・この保ち合い期間が長く、値動きが緩やかであればあるほど、潜在的な上昇エネルギーが溜まっていることになります。
<買いの公式2>
数年来高値の出現位置が重要。過去最高値と比較して低位で発現したシグナルは外れることが多い。下げ幅の6割以上の戻りが目安。
偽物チャート・パターン
①過去2年間の高値をつけているが、保ち合い圏がなく、目印となる従来の高値がない
②前の高値からの戻りが鈍い(下げ幅に比べて戻りがあまりに小さい)
新高値銘柄は『ケンミレ株式情報』で楽に探せる
過去2年間の新高値をつけた銘柄の一覧表を掲載したサイトがあればいいのですが、そういうサイトはありません。これに最も近いのが次のサイトです。
ここでは、過去15ヶ月の高値を抜いた銘柄を毎日紹介しています。
・上級者を目指す方はチャートの読み方に磨きをかけてください。
過去の主役は二度と甦らない
・大化けする株は、下げ相場では静かに潜行していることがほとんどです。
・日経平均が下げ続ける中で逆行高をした株は、その後も強いのが通常です。
早く新高値に達する株ほどよく上がる
下落相場ではほとんどの株が下げますが、そのほんの一角に下げ渋る株があります。その中から未来の大化け株が出現するのです。
市場の上昇力を読む
<市場の強さを測る公式>
新高値銘柄数レシオで上昇力の強さを推し測る。レシオが低いときは相場の上昇力が弱く、高いときは上昇力が強い。
新高値銘柄数レシオ
=過去1年間の高値をつけた銘柄数 / 東証1部の全銘柄数(%)
将来の業績は過去のトレンドでわかる
<買いの公式3>
経常利益について、次の2点をクリアする。
①成長性:過去5〜10年間に年平均7%以上の成長を果たしている。
②安定性:過去5〜10年間に減益がないか、あってもごく小さなものである。
四半期の伸び率で買っていい銘柄を選別する
<買いの公式4>
直近1〜2年の伸び率(前年同期比)で、経常利益は20%以上。
<買いの公式5>
直近の2〜3四半期の伸び率(前年同期比)で、売上10%以上。
<買いの公式6>
直近の2〜3四半期の伸び率(前年同期比)で、利益20%以上。
3種類の利益をチェックする
営業利益
経常利益
純利益
原則として、この3つの利益がすべて20%を超えていなければ、ルールに合致しないと考えてください。
※投資家が最も気にするのが経常利益で、新聞でも経常利益の金額を大きく取り上げ、純利益や営業利益は隅に置かれることがあります。
(中略)こうした会計処理に惑わされないようにするため、3種類の利益に目を通します。
ちなみに、米国では投資家は経常利益ではなくて純利益に重きを置いています。正確にいえば、1株当たりの純利益(EPS)を見ています。
(日本では)現在のところ、株価との相関は経常利益のほうが純利益や営業利益より高いからです。
多くの人が見過ごす「業績の正しい計算方法」
・四半期業績の伸び率は一般に取り上げられていない分、情報価値が高い。
・四半期業績の伸び率の計算には累積ではなく、3カ月間ごとの売上・利益を用いる。これは決算短信から自分で計算する。
→筆者はこの四半期ごとの決算内容を『Kabutan』でチェックしています。
ピカ一の中から、さらにピカ一を選ぶ
<買いの公式7>
何が起きても成長を続ける銘柄を選ぶ。ちょっとした理由(例:不況や円高)で成長が鈍るかもしれないと思ったら、それは本当の成長株ではない。
会社のトレンドは片手間で探したほうがいい
・会社説明会(動画)は情報の宝庫
会社の将来性を測る最良のツールだ
「まじめに聞かない」ことが最良の方針
・会社がぐんぐん伸びていく話が始まれば、手元の仕事をやめて自然とその話に引き込まれてしまいます。
このキーワードが出たらそこで「おしまい」
・会社説明会で知りたいのは、一番根本的なこと––成長要因だけです。
・「景気発言」が聞こえたら、その会社は「買い」の対象から外します。
・会社を買う理由は将来にわたる持続的な成長です。何が起きても揺るぎない成長を見せるかどうかです。
・そうした会社は数少なく、経営者のトーンが飛び抜けて前向きですから、間違えることはありません。
個人投資家向けと機関投資家向け動画はどちらがいいか
・時間のある方はもちろん両方見ればいいのですが、もし時間がなければ、個人投資家向けがいいでしょう。
・機関投資家向けの説明会では、機関投資家にしかしゃべらない貴重な情報が開示されるわけではありません。
・機関投資家はすでにその会社に何回も足を運び概要を知っているので、説明会ではそれを前提にして細かな部分を話すのです。
・個人投資家向けの説明会では、企業のビジネス構造についても話されます。
低PER投資は個別株では使えない
<買いの公式8>
PERは60倍以上を足切りとする。PERではあまり厳しい基準を設けない。
このニュースが出たら即売却!
<売りの公式1>
直近の利益(前年同期比)が20%未満のときは売り。
上方修正でも売りになる
上方修正は基本的には「買い」の材料ですが、上方修正後の増益率が20%に満たなければ、「売り」になってしまいます。
<売りの公式2>
会社の不正は即売り、事故は原則売り。
売りの基本はテクニカル分析
<売りの公式3>
株の売りは、基本的にはテクニカルによる売りサインで行う。それ以外の場合(ファンダメンタルの悪化や損切り)は保有銘柄を緊急に売る場合だ。
8%下がったら絶対に損切り
勝率は5割。デビット・ライアン
『マーケットの魔術師』の中で最も印象的な話を1つだけ紹介します。それはデビット・ライアンのインタビューです。彼は1985年に全米投資選手権株式部門で優勝し、翌年は準優勝、その翌年は優勝しています。3年間の通算リターンは1379%でした。ただし、彼は自分の勝率を5割程度だとインタビューの中で話しているのです。勝ちの際の儲けさえ大きければ、5割の勝率でも全米のチャンピオンになれるわけです。勝率5割とは、半分のトレードでは損が出ているということです。
<売りの公式4>
損切りは買い値から8%前後株価が下がった時点で行う。この公式は厳格に守る必要がある。
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