売りシグナル⑫酒田五法❶三山・三尊(天井)【ローソク足】

投稿日:2019年9月23日 更新日:

・上げ下げを3度繰り返して3つの天井(山)を形成するもので、相場の大天井を表します。

・真ん中の山が最も高い「三尊天井」が典型で、海外では「ヘッド・アンド・ショルダー」と呼ばれています。

・典型的な三尊天井では、出来高にも特徴が出ます。1番目の山が一番多くなり、2番目の山がその次に多く、3番目の山が最も少なくなる(①>③>⑤)のがほとんどです。

【チャート解説】
・上方トレンドから①をピークに下落して②の谷を形成します。
・再び上がった株価が③で高値を更新してまた下落し、A地点で下値支持線を抜けて④(②より高水準なことが多い)まで下がります。
・株価はまた上昇し、⑤(③より安い水準)から下落し、B地点では②と④を結んだ「ネックライン」を超えて下落を続けます。
・天井圏でこの形が現れると、下方トレンドに転換する可能性が高く、B地点が売りのタイミングとなります。

・三尊天井ではいったん下値支持線を突き抜けたA地点ではなく、次のB地点をトレンドの転換点として売りの目安にすることがポイントです。

・トレンドの転換点を二つ(AとB)想定し、それを超えたことで下方トレンド入りと判断できるので、相場の流れを読み違うことの少ない、より確実な天井の見つけ方と言えるでしょう。

🔻この記事がいいね!と思ったらYouTubeのチャンネル登録🔔&高評価👍もお願い致します(_ _)

スポンサーリンク




スポンサーリンク




-

関連記事

あの世界三大投資家が2021年の相場を予言【大転換の時代】ジム・ロジャーズ

ジム・ロジャーズ氏の最新本(2021.5.14現在)をレビューしていきます!※当記事でロジャーズ氏の挙げた銘柄を記載しますが、決して推奨しているわけではございません。ロジャーズ氏も本書の中で、「私が買 …

心理学編【ゾーン — 相場心理学入門】マーク・ダグラス

私の知り合いで専業投資家として成功している方がいらっしゃるのですが、その方に「今まで一番役に立った本はなんですか?」と聞いたら即答で「そりゃ間違いなく『ゾーン』だ」と言われました。 テクニックではなく …

テンバガー(10倍株)のバイブル!【ピーター・リンチの株で勝つ−アマの知恵でプロを出し抜け】ピーター・リンチ著

アメリカ運用大手フィデリティの「マゼランファンド」を1977年から13年間運用。平均年率29%のリターンを出し、純資産総額を700倍に増やした。 テンバガー(10倍株)という言葉を世に広めた伝説のファ …

〈書評・レビュー〉【最新版】 個人投資家のための「小型株」で賢く儲ける方法/小山 哲 著

こんにちは、管理人のみっちー(@m_hayashi )です。今回はこちらの書籍をレビューしていきます↓↓ リンク 既に小山哲氏の書籍を2冊レビューしておりますが、そちらは「デイトレ」の本です。今回レビ …

金持ちを目指すすべての人のバイブル【金持ち父さん 貧乏父さん】ロバート・キヨサキ著

今回はこちらの書籍をシンプルにまとめてみました。なお、2013年に改訂版が出ております。 リンク 🔻この記事がいいね!と思ったらYouTubeのチャンネル登録🔔&高評価 …

Twitterフォローボタン

PR

PR

PR

⏬最近よく読まれた記事ランキング

⏬最近よく読まれた記事ランキング

Trending

スポンサーリンク