【書評・レビュー】「5分足チャート」活用実戦教室 最強のデイトレーダーになれる!/小山 哲(コヤマ サトシ)

投稿日:2024年1月28日 更新日:

こんにちは、管理人のみっちー(@m_hayashi )です。
今回はこちらの書籍をレビューしていきます↓↓

今回レビューする書籍は、以前に出版された以下の書籍(基本編)の続編(実戦編)となっております↓↓

こちらに関しても以前にレビューさせていただきました。

先にご一読いただくことで、本記事をスムースに読み進んでいただけると思います。
個人的には、今回の実践編、とても勉強になりました!
P97~PART6 実録 売買のタイミングはこうつかむ
では、実際に著者がトレードして利益を取れた銘柄について、その時のチャート・板をどう読み取ったのかを解説してくれていて、まさにすぐに自分が実践できる内容だったからです。これでもかっ!ってくらいの量があります。

結論を先に書いておきますが、「前日に日足を見て翌営業日の動きを洞察→当日は5分足をみて売買タイミングを決断」です!

それでは本編に入ります!

基本的だが取引中に意識した方がいいこと

一日の中で上げ下げを2回は繰り返す

デイトレードで大切なのは、株価が上を向いているのか、それとも下を向いているのかを、瞬時に判断することです。
値動きの荒い銘柄は1日に上げ下げを最低でも2回は繰り返します
朝の時点で急騰したので、「まだまだ上値がありそうだ」などと買いを入れると、やがて陰線が出てきます。
陽線が続く間は実に気持ちがいいのですが、株式投資はそんなに甘くはないのです。
デイトレーダーの多くは、買って利益が乗ってくると、2~3円の利幅で売ってきます。ましてや棒上げの後では「われ先に!」の売りが殺到しますので、売りが売りを呼びます。「棒下げ」です。
「あんなに強かった勢いはどこへ行ったのか……」
しかし、それが株なのです。
下げ始めたら利益があろうがなかろうが、素早く逃げなければなりません。
「大陽線」の後には「大陰線」が待ちかまえているのです。この動きのパターンを知っておくだけでも株式投資での失敗が少なくなるのです。
(コラム●株価の方向性を読む より)

どんなに調子のよい銘柄でも、その日の中では上げ下げするということを頭に入れて取引したいところです!当たり前のことかもしれませんが、やはり調子が良い銘柄というのは一本調子で上がっていくことを想定してしまい、大陽線に飛び乗って大損することもありますから、心に留めておきたいです。

5分足を見る

5分足が出来るプロセスにヒントがある

5分足は5分後に突然出来るわけではありません
(中略)
5分足は一挙に出来るのではなく、新しい株価が成立するまでの間は常に変化しています。そして5分間経ち、次の5分足へ移行する前に一本の5分足が確定するのです。
この状況をよく見ながら、たった5分間の動きでも、株価の方向性を読む指針になることを知っておく必要があります。
P36 「陽線」が出来る時の株価の変化を知っておこう

私自身最初は「デイトレするなら5分足よりも3分足や1分足を見た方がより細かい動きがわかるので良いんじゃないか」と悩みました。しかし、言われてみると当たり前なのですが、5分足は5分後に突然出来るわけではないんですよね。1分足で見るのと5分足で見るので変わらないのであれば、多くの投資家が指標にしている5分足を見なきゃいけないだろう!と後になって気付いたのです。

底をつけた後の「窓開け反発場面」は5分足のプロセスで陽線を確認したら買い

朝方、一時的な利益確定売りの下げの後に、小さな陽線が2つ並び、その後に急激な出来高を伴って株価がすっ飛びました。窓開けというには、あまりにも大きすぎる株価の飛び方です。明らかな上げトレンドであり、上昇エネルギーの強さを感じます。
持ち合いになるまでは上げのエネルギーが衰えないので、「買い安心」という場面です。
この窓開け後の株価の動きはダイナミックです。指をくわえて動きを眺めているようでは勝ち目はありません。
P60

これも悩む場面ですね。先ほど掲載した「5分足が形成されるプロセス」を見ながら取引する大切さを学びました。5分足に白い実体が上に伸び始めたら買いということですね!逆に5分足に上ヒゲが形成され始めたら売ることにします。

窓開けの後に、どこまで上昇エネルギーがあるかの判断はきわめて難しいものがあります。したがって、そのエネルギーがあるうちに飛び乗り、そのエネルギーが衰え始める前に利益確定を行ってしまうのがポイントです。
このような5分足が出たら、窓開け後の株価形成のプロセスで順調に足が伸びていることを確認して買いを入れます。そして、買い板が厚いうちに売りをぶつけて利益確定しましょう。これがもっとも確率の高いデイトレードでの投資手法です。利幅を狙うのではなく、ロットで勝負すれば効果的に大きな利益を得ることも可能です。
P60

下げ局面でも同じことが言えます!
むしろ上げ局面に比べて、「窓開けでの下げは簡単には止まらない」と言いますので注意します。

急落して下げ切った後の対応策

5分足が朝一番に大陰線で始まった時は、その後の動きにとくに注目しましょう。
前日のニューヨーク株式相場の下落などで、売りが殺到したり、他の悪材料による平均株価の下げに連れ安したときには、このような株価の始まりになりやすいのです。
ただ、この動きにはチャンスもあります。
下げ過ぎには、概ね是正の動きも出て来ます。「弱気の売りが出ているぞ。下げたら買おう」という買い待ちの人もたくさんいるからです。
P64

参考チャートは僕の拙い手書きで勘弁して下さい↓↓

左図の例では、急落の後で戻しの小さめの陰線が出ました。この陰線は下げであっても、株価の位置が戻しているので、実質は上げと同じ意味と考えられます。
その後に陽線が出てくれば、多くの場合、ここは反転・上昇のタイミングになります。
売買の力関係は、売りが少なくなり、買いの勢いが強くなっているので、「買い有利」になります。
こういう場面で買えれば、利益確定のチャンスは間違いなく増えます。急落した後に上げの予兆シグナルが出れば、まさに絶好の買い場面といえるでしょう。
P64

上値が3本並んだ時の対応策

株価が上げた後に、上値が重くなるシグナルがいくつかあります。次に説明するケースも、その一つです。
P68

朝から陽線が2本出て、上値を追う動きが見えましたが、その株価で利益確定を行う人が多く、前日や以前から持っていた人の「利益確定」の動きが活発になり、更なる上値を追う展開ではなくなりました。
逆に陰線を見せて株価が急落して行きます。このような動きは「売り有利」のサインなので、利益確定はもちろんのこと、逆に「売り建て」を行うほうがいいのです。
P68

私からしたら、この局面は上に行くことを期待してしまう場面ですね。つまり、「何度も跳ね返されたこの価格帯を上回る買いが入ったらもう売る人がいないのでしばらくは青天井になる」とポジティブに考えてしまいます。しかしこのハッピー思考で損をしたこともあります。なので著者の言うように、ここは素直に売りに賭ける方が良いのでしょう。

5分足で陰線が明確になり、とくに下落が明らかな大陰線の後の下げでは、いち早くその動きについて行かなければなりません。2つ目の陰線の5分足が完成する前に売買するのが、下げの局面で賢く対応する大切なテクニックです。
長い陰線の後で株価が下に向き始めたときは、次も陰線が出る可能性が高いので、出遅れないうちに信用売りを行えば成功確率が高くなるでしょう。
左図のような頭打ちの3本のローソク足が出れば、当面の上値限界ラインだと判断していいでしょう。
P68

基本的な投資戦略

とにかくボラティリティの高い銘柄が良い

一般的に、株価は「PER」や「PBR」などを尺度にして動きますが、増益になったからといってすべての銘柄が上がるとは限りません。人気銘柄は「PER」が50~100倍になるのに、不人気銘柄は5倍というのもあります。それでも買う投資家がいないのです。
株の世界では「勝ち馬に乗る」という傾向があります。「値の動くものが良い株だ」ともてはやされるのです。
業績の良くない「三菱自動車」「三洋電機」「ソフトバンク」などが大商いになって、急騰、急落するのは、「株価が動く」という魅力があるからなのです。
その意味では、株式投資は業績だけが頼りではありません。もちろん、長期的には株価は業績の変動に連動して動きますが。
デイトレードでの一番の材料は、「一日に大きく動くこと」なのです。
(出所:COLUMN●デイトレードでの一番の材料とは?)

ナンピン買いできるよう小分けに投資

株式投資で一番怖いのは、資金を出し切って、上げ下げを眺めていることです。これではどうにもならないし、怖さ、悔しさが募るばかりです。
大切なのは、高値で買ったとき、一段と下がった株価で買い増しができるかどうかです。
それができれば、反転上昇の場面で、利益の乗った分から利益確定が可能です。株式投資では「値頃だな」と考えても、「どんぴしゃり」は無理です。
そこで、下がったら、下げの株価を時間差で追いかけます。
(COLUMN●買いや売り玉は小分けにする)

個人的には「エントリーを間違えたら即損切り・ナンピンはしない」主義なのですが、著者は違うようです。色んなやり方があるので、参考として掲載させていただきます。

やがて反発があれば、利益を出すチャンスがやってきます。
1万株単位でド~ンと買うような「一発勝負」をやると、失敗した後の手当てができません。
下がれば恐怖だけが残って、「損切り」「見切り」をついついやってしまいます。
ブログの「株日記」などを見ると、これでマイナスを出している記載が目立ちます。
大切なのは、買いでも売りでも、追いかけていくだけの資金と精神の余力が大切なのです。
(COLUMN●買いや売り玉は小分けにする)

朝一上げた銘柄の押し目買い

デイトレードでは、朝一番の上げに乗るよりは、トレードの画面にある「ランキング」を見ながら、激しく動いている銘柄が反対の動きをしたときに素早く対応した方がうまくいきます。
上げた銘柄は、やがては下げて来ます。勢いのある銘柄が売りに押されて下げて来ればチャンス到来です。そのタイミングで買えば反発する可能性が高いのです。
つまり、大多数の投資家が売っている時に買い向かう、買っているときに売りのチャンスを見つけるのです。これが株式投資で儲けるコツです。
(COLUMN●買いは下げの終わりを見て買い下がる)

上げているときは、投資家の大半は、「いつかは下げるだろう」という気持ちで動きを見ているので、下げ始めたら急落します。なぜなら、利益確定を急ぐ人や、「売り建て」を行う人が増えるからです。
そのパニックの後には、売り玉が途切れて買いチャンスがやって来ます。慌てないで釣り糸を垂らしておきましょう。
(COLUMN●買いは下げの終わりを見て買い下がる)

具体的な投資戦略(5本足のシグナル)

「下落後の下ヒゲ」は買い向かえ!

下ヒゲが1本のものでも2本のものでも、更にトンボ型のものでも、株価が急落してきた後にこれらのシグナルが出れば、きわめて高い確率で株価が陽転し、反発します。このチャンスを逃す手はありません。
P72

下ヒゲについては以前にブログで解説しています↓↓

トンボは下ヒゲの実体がないバージョンです。

株式投資は確率の勝負ですから、確率が70~80%であるならば、リスク覚悟で買いを入れる決断ができなければ勝てません
デイトレードは、それこそ瞬間の戦いです。そのような相場の変動に対応するには、下ヒゲのシグナルは絶対に見逃してはなりません
P72

「明けの明星」も見逃せない

一番下の離れたところに出る陽線を「明けの明星」と呼びますが、株価がいきなり下に離れたが、それでも陽線である場合は売りの終わりを意味し、強烈な下値買いのエネルギーが出てきます。そのタイミングで買えば、大きな利益を得るチャンスが生まれます。
P72

明けの明星については以前にブログで解説しています↓↓

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