
・上げ下げを3度繰り返して3つの天井(山)を形成するもので、相場の大天井を表します。
・真ん中の山が最も高い「三尊天井」が典型で、海外では「ヘッド・アンド・ショルダー」と呼ばれています。
・典型的な三尊天井では、出来高にも特徴が出ます。1番目の山が一番多くなり、2番目の山がその次に多く、3番目の山が最も少なくなる(①>③>⑤)のがほとんどです。
【チャート解説】
・上方トレンドから①をピークに下落して②の谷を形成します。
・再び上がった株価が③で高値を更新してまた下落し、A地点で下値支持線を抜けて④(②より高水準なことが多い)まで下がります。
・株価はまた上昇し、⑤(③より安い水準)から下落し、B地点では②と④を結んだ「ネックライン」を超えて下落を続けます。
・天井圏でこの形が現れると、下方トレンドに転換する可能性が高く、B地点が売りのタイミングとなります。
・三尊天井ではいったん下値支持線を突き抜けたA地点ではなく、次のB地点をトレンドの転換点として売りの目安にすることがポイントです。
・トレンドの転換点を二つ(AとB)想定し、それを超えたことで下方トレンド入りと判断できるので、相場の流れを読み違うことの少ない、より確実な天井の見つけ方と言えるでしょう。
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